今週も凪相場
本日の日経平均株価は前日比+0.37%の16,834円、TOPIXは+0.53%の1,349ポイントで引けました。日経平均は週足で見ると先週比+0.37%で引けています。トレンドとしてはTOPIXも同じ動きをしています。
先週までは日経平均は17,000円台へと回復すると予想していましたが、中期の抵抗線は17,000円を割る水準まで降りてきました。そんな中、少ない出来高でネックラインにじわりと近づく値動きを見ると、上昇はそろそろ限界にきているのではないかと思います。
今週は指標が全般的に上がっているにもかかわらず、ダウントレンドに入っている銘柄はトレンドを継続していました。トレンドを形成しており、比較的動きが緩やかな銘柄をトレードするならば、ロングよりもショートの方が勝ちやすいマーケットだと思います。
一方で、今週はβ値が高い銘柄にも取り組んでみました。主にマザーズやジャスダックなどに上場している銘柄になりますが、このような銘柄を選別する時には自己資本比率や流動比率など安定性を表す指標をとても重視します。
もちろん、東証一部上場の企業が絶対安全なわけではありませんが、それでもマザーズやジャスダックに上場している企業にとって1つのリスクから受ける打撃は圧倒的に大きいです。成長を急いで、借りられるだけ融資を受けていると往々にして足元を救われるものです。
SMN(6185)やデザインワン(6048)など取り組んだ当初はイマイチでしたが、金曜日になってようやく満足のいく動きとなりました。
本日はかつて市場関係者の話題の中心となっていたガンホーも大きな相場となっています。
このような銘柄は大相場の初動である可能性も高いため、取り組んでみる価値があると思います。しかし、相場は今ダウントレンドにある事は忘れてはなりません。
いつ暴落が起きてもいいように、心と出口の準備をしておく事が必要です。