○一は全・全は一●

マーケット分析、投資手法の紹介記事がメインです。投資に関する意見や質問はお気軽にコメントください。ブログ紹介:http://skoumei.hatenablog.com/entry/2016/04/30/173822

今週は見極めどき

本日の日経平均株価は前営業日比+1.39%の17,068円、TOPIXは前営業日比+1.19%の1,366ポイントで引けました。終日強い動きを続けた印象を受けます。しかし売買代金は東証一部で1,560,450百万円と少なかったです。

 

上昇した日の出来高が少なく、反対に下落する日の出来高は増加傾向にあるというのはマーケットが下落する前兆です。ここ2週間ほど、ショートをメインに取り組んでいますが、今週もその視点は変わりません。

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日経平均が17,000円台に回復し、そのまま上に突き抜けることなく、反転した時が仕掛けどきです。レンジが続いたことから、先週末には16,800円台が限界かなとも思いましたが、元のシナリオ通り、ここから反転した時が、インバースやショートの仕掛け時になると思います。

 

僕は今、ダウントレンドにある個別銘柄のショートと資金が集中し始めて値動きが大きくなっている銘柄のロングを同時に行っています。ロングポジションを立てる場合は、時価総額が大きく、上場してから10年以上の期間が立っている企業ならば業績の成長を見て銘柄を絞ります。逆にマザーズやジャスダックに上場している小型銘柄の場合は流動比率自己資本比率を見て銘柄を選択しています。

つまり、ロングポジションを建てる対象となる銘柄はどれも優れたファンダメンタルを持っている株です。

 

それでも、相場の流れに逆らうことは非常に難しいです。マーケット全体がダウントレンドにあると考えている以上、どんなに優れたファンダメンタルを持った銘柄でも、思いにそぐわない動きをするものは売却します。

 

マーケットが反転の兆しを見せた時が大きな仕掛け時だと思いますので、それまではポジションサイズを絞って様子をみたいと思います。もしもマーケットがそのまま上昇を続けるようならば、戦略を練り直します。